霧島の立ち寄り温泉と喫茶と素泊り宿
鹿児島空港から少し走ると日の出温泉、安楽温泉、妙見温泉、日当山温泉と天降川に寄り添う様に温泉が湧いています。
賑やかではないけれど、便利な場所とは言えないけれど昔ながらの風情を残し、効能が噂になるほどの温泉が湧いています。その中でも天降川の上流に有り、歴史も200年を越す日の出温泉は30年ほど前に新しく建て替えられ今に至ります。
平成26年末まで有名な繁盛店、手打ちそば屋がありました。店長の気ままな自由人らしい突然の閉店、営業の方向転換に周りの人たちは驚きました。
現在は立ち寄り温泉と喫茶と1日1組だけの貸別荘をしています。
時々節約旅行の自転車旅の少年を無料で泊めたり、ご飯を提供したり焼酎を飲み交わしながら少年の旅の話や夢を聴くのが楽しみです。
日の出温泉は1811年(文化8年)に発見されたと文献に記されています。
温泉、珈琲、宿、景色すべてが癒しの空間へと誘います。
日の出温泉の効能は
泉質・・・・・・・・・・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩温泉(自噴源泉掛け流し)
泉温・・・・・・・・・・49.7度
成分総量・・・・・・・・2590mg/kg
昔から日の出の湯は医者要らずと呼ばれるほど、切り傷、やけど,あせも、神経痛等に効果が顕著でありました。
広く取られた窓の外には天降川が流れ、外の緑の景色を見ながら露天風呂気分で入浴できます。
ふたつの浴槽は、あつ湯とぬる湯になっています。
敷地内に自噴する源泉掛け流しで湯量がとても豊富です。
外に設けられたベランダには裏山の湧き水が引いてあり、とても冷たい小さな水風呂があります。
日の出温泉に西郷隆盛さんが・・・・
日の出温泉は文化8年(西暦1811年)に、踊郷(牧園町宿窪田)に住む有馬武太夫氏が発見しました。
その後文化14年から温泉経営を始めました。
切り傷、皮膚病に特に効能が顕著であったため、将来の有望性を見込み明治30年3月牧園村が買い取り平落温泉と称して営業していました。その7年後の明治37年から日の出温泉と呼ぶようになりました。
史実によりますと、明治7年8月に西郷隆盛さんは「踊温泉」を訪れていらっしゃいます。
現在は鹿児島県には踊温泉の名前はありませんが、踊温泉とは踊郷に唯一あった今の日の出温泉を指し、天下の名泉日の出温泉に西郷さんは訪れたのだろうと考えられます。
こんな部屋に泊まりたい
時間の流れが止まったように、静かな私だけの空間。
聞こえるのは川を流れる水音と、緩やかな風が木々の葉を揺らすハーモニー。
手を伸ばせは届きそうな川面。
雨の日は霞がかかり、晴れた日は木々の間からお日様が川面を照らす。
春は新緑に染まり、秋は紅葉が映える。
そう便利な処ではないが、それを楽しむ余裕が生まれる。
そんな部屋に泊まりたいと思う。
お部屋料
35畳程の洋風のお部屋に自炊設備、冷蔵庫、製氷機、鍋、調味料まで揃い自分の別荘に帰ってきたように使用できます。
トイレ、薪ストーブ、冷蔵庫、レンジ、空気清浄機、茶碗皿ほとんど揃っています。
1名様利用時・・・・・・7000円(消費税別)
2名様利用時・1人あたり4500円(消費税別)
3名様利用時・1人あたり4000円(消費税別)
4名様利用時・1人あたり3750円(消費税別)
5連泊されますと1泊分は無料サービスいたします。(湯治のお客様に喜んでもらっています)
自家焙煎 珈琲&手作りケーキ
Coffee Menu
モカ・・・・・・・・・430円
オリジナルブレンド・・430円
ホットカフェオレ・・・480円
アイスコーヒー・・・・460円
アイスカフェオレ・・・500円
紅茶・・・・・・・・・400円
ケーキセット・・・・・700円
デザートプレートセット980円